英語はもっと科学的に学習しよう/白井恭弘
英語はもっと科学的に学習しよう/白井恭弘
misc
日本語と英語の間の距離➡言語の難しさ
ルール
例外だらけ。解明できないもの多数あり
全て理解してから使える様にすることは不可能
自動化=知識を自動的に使える様になること
英語を使うにはスピードが必要
かなりの訓練が必要
学習者の個人差は様々
年齢、適正、得意分野、学習スタイル
社会ストラテジー
国語力
外国語において複雑な言語を扱う納涼(CALP)にとって重要
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世間の学習方法
ヒントすぎない。全ての人にもうまくいくとは限らない
成功した人のみ書く
学習のヒント
言語ベースを増やす
インプットを増やすことは大事だがそれだけでは時間がかかりすぎる
例文を暗記しすぐに言えるようにしておく
対話形式のものがおすすめ
背景知識
さぼれない環境に自分をおく
目標の具体化
報酬
目標に特化した学習:ESP
英語といってもジャンルによって使われる単語や構文が異なる
ESP:分野に特化
例:TOEFL:Discovery Channel > 恋愛映画
動機付け向上
ロールモデル
自分が好きな人・かっこいいと思っている人の様になりたいという気持ち
理想的な第二言語での自分
例:英語を使って何をしたいか?どうなりたいかを意識
bk
海外留学しなくても使える英語を習得できる
インプット
リスニング
ある程度理解できるものを何度も聞く
少なくとも6割、できれば7・8割理解できるもの
複数回⇒単語の意味アクセス・理解度向上
可能であれば文字で確認
文法より内容理解
日本の学校教育ではインプットが圧倒的に不足
⇔従来の学習形態:文法訳読方式:文法や単語を説明して英語を日本語に訳す
インプット仮説を応用
生徒の偏差値10アップ
内容:サイドリーダーで大量のリスニング・リーディング
注意点:筆者が教えていたのは超進学校(市立浦和)
人間が持つ自然な言語習得能力を活用
文法にこだわらず先ずは自然な言語習得能力を活用する
言語外の情報の活用する
視覚情報
ビデオなど
背景知識
自分の良く知っている内容を選ぶ
多読
辞書をひかなくても意味を取れるやさしいものを選ぶ
アウトプット
アウトプットの定義は?:言いたいこと・意味を言語表現に変える心的プロセス
アウトプットではないものは?:
音読、リピーティング、シャドウイング
意味も考えずにやるとインプットにすらならない
なぜ重要か?
細部までに注意が必要⇒インプットの効果を高める
アウトプットによりインプットがより効果的に言語習得に結び付く
練習方法
インプットに対してコメントする
日記、独り言、英会話
ネイティブスピーカーである必要はない
まずは意味を伝えることをめざして話す
完璧は目指さない
単語学習の原則
retrievalの回数を増やす
すぐに答えを見ない。忘れる→思い出すを何度も行う
文脈の中で覚える
筆者の例(自作テープ):"ajar" "ajar" < pause> "The door is ajar" "The door is ajar" "slightly open"
概要
SLA
多くのケースを体系化→何が個人により異なり、なにが全学習者に通じる原則か明確にする
大量のインプットと少量のアウトプット
インプットは言語習得に不可欠という点に異論を唱える研究者はいない
アウトプットは様々な意見がある
コミュケーション・ストラテジー
コミュケーションの際の問題を解決するためのストラテジー
別の表現で言い換える